ごあいさつ

 

 新年明けましておめでとうございます。
 皆様におかれましては、新春を晴々しい気持ちでお迎えのことと心からお慶び申し上げます。
 平素は当協会に対しまして、暖かいご理解ご協力と格別なご支援を賜り厚く御礼申し上げます。
 昨年は、ロシアによるウクライナ侵攻、それに伴うエネルギー価格や物価の高騰、円安の進行など、私たち業界を取り巻く経営環境は厳しさを増しており、新型コロナウイルス感染症も第8波が到来するなど、WITHコロナはまだ暫く続く状況であります。
 また、自然災害に目を向けますと、昨年は東北や北陸地方において、線状降水帯等による豪雨災害が発生するなど、全国各地で災害が多発しております。
 このような厳しい社会経済情勢の中でも、京都府をはじめとする府内市町村とともに、地域の安心と安全を確保していくための社会資本整備の促進を止めることなく業務を遂行しております。 
 我々の業界におきましては、高齢化と人材不足は深刻な課題となっております。「働き方改革」を踏まえて、担い手の確保や就業環境の改善に向け、官民挙げてDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進に取り組んでいるところであります。
 DXを通じてデジタル技術が浸透し、若者・女性・シニアの協働がより良いものに変化し、「生産性や安全性の向上」と「品質の確保」を実現することは大きな変革になると思っております。
 DXの推進は、業界が目指しております「新3K」の推進に欠かせないものであり、協会におきましても、技術力の確保、向上のための講習会の開催、最新情報の提供、発注機関への要望活動等の取り組みを行い、環境整備を図っていくこととしております。
 これからも会員が一丸となって、測量設計業の社会的使命に応え、地域社会の発展に寄与すべく邁進していく所存でありますので、皆様には引き続きご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
 皆さまにとって令和5年が活気ある、実りあふれた素晴らしい一年となりますことを心からお祈り申し上げ、新年のごあいさつといたします。




  令和5年1月1日

                  一般社団法人 京都府測量設計業協会

                     会 長   菊 地  博 之