長引くコロナ禍の中、先が見通せないまま、1年余りの時が流れました。

さらに、本年4月25日から、京都府、大阪府、兵庫県の関西3府県他に対

して「緊急事態宣言」が発令されるなど、その収束は、今なお、見通せない

状況が続いています。

 国、地方、組織や産業、暮らし、それらの基となる人々の考え方、これ

らがそれぞれどう変わっていくのか、多くの人が、後戻りできない変化の

入り口に進んだと感じているのではないでしょうか。

 一方で、環境の変化により新たなニーズが生まれ、社会・経済構造の

変化が生まれると言われます。測量設計業が関わる分野である防災・減災対策や国土利用に対する考

え方やニーズもこれから変わっていくのかもしれません。

 いつまでもコロナに沈んでばかりはいられません。今こそ、私たちが得意とする測量技術を基礎と

し、ITや新観測技術を駆使して地理空間情報を取得し、それらデータの解析・加工や予測などを通

して国土保全に寄与していく、併せて、自然環境やそれぞれの地域の歴史や文化を熟知し、地理情報

を蓄積してきた強みを生かし、安心・安全なまちづくりに貢献していく、そうした将来像を描いてい

く必要があると考えます。

  こうした将来像の実現に向け、全国測量設計業協会連合会、同近畿地区協議会をはじめ、京都府・

京都市などとも緊密な連携をはかりながら、会員各社の技術力の向上、経営基盤安定化の推進や、業

界・協会・会員企業それぞれが抱える諸問題の解決に向けて、結束・協力して知恵を出し、また工夫

しながら、各種事業を展開してまいりたいと考えています。

 令和3年度事業の実施にあたりましては、依然としてコロナの影響が避けられない中ではありま

すが、関係各位のご理解とご指導を賜りながら、また、事業手法に工夫を凝らしながら、更なる発展

と活力ある協会づくりに邁進していく所存でございます。

   令和 3年 5月 吉日

                一般社団法人 京都府測量設計業協会
                  会  長   滝 下 亮 好